放射線治療部門

当部門では放射線治療専門医・日本放射線腫瘍学会認定医2名、レジデント2名の医師4名が診療に従事しています。技師6名、医学物理士1名、看護師2名、事務2名と緊密な連携を図り、徹底したチーム医療を重視しています。患者様は外来または原則他科での入院となるため、主科とのカンファレンスを定期的に開催し治療にあたっています。

 治療装置はリニアック2台および高線量率密封小線源治療装置(HDR)1台を有しています。リニアックはいずれもCBCTが撮影可能で、IGRTによる高精度治療を実現しています。RALSにおいても即時CTが撮像可能で3次元治療計画を実施しています。

 治療計画装置はPinnacle 2台、Ergo 1台、Oncentra 1台を主に使用しております。診断部門や核医学部門と連携し、MRIやPET-CTとの融合画像を用いた治療計画も日常的に実施しています。

 診察室には耳鼻科・婦人科用の診察台を設置し、超音波検査装置も備えております。カルテ、RISおよびPACSは完全電子化されており効率的な診療環境が実現されています。

 2010年より前立腺癌からIMRTの運用を開始し2011年は23例の実績があります。IMRTではVarianのstep&shoot法を主に用いていますが、ElektaのVMAT法も一部の症例に対して行っています。脳腫瘍や体幹部に対してもIMRTの実績があり、今後は頭頸部領域を重要戦略分野としております。

 SRTは脳腫瘍、肺癌に対して年間8例の実績があり、今後更に自然呼吸下の治療計画CT撮影から呼吸同期照射を目指しています。

 学会参加や専門医資格取得を奨励しています(費用補助あり)。画像診断部との垣根がなく、Xp・CT・MRI・US・PETなど充実した画像診断のトレーニングも可能です。

 医学物理士との連携により画像レジストレーションなどの新分野の研究も始まっています。